ECサイトとは、インターネット上で商品・サービスの売買ができるサイトのことを指す。
日本国内でも数多くのサービスが展開されており、インターネットバンキングやコンテンツ配信サービスのウェブサイトもその中に含まれる。オンラインショッピングサイトとしては楽天や、Amazon、ヤフーショッピングなどが有名で利用者も多い。

ECサイトに含まれるサービスは多岐に渡るが、大きく三つに分けることができる。それがB to B、B to C、そしてC to Cと呼ばれる三種類である。BとCはそれぞれB=Business(企業)、C=Consumers(消費者)のことを指す。

B to Bとは、Business to Businessの略で、企業間の購買取引のこと。
B to Cは、Business to Consumersの略称で、企業から消費者の商品売買のこと。
最後のC to CはConsumers to Consumersの略で個人間の取引のこと。

3つのタイプの中で一番多いのが、B to CタイプのECサイトで、先述の楽天やAmazonもこのタイプに属する。しかし、そのB to Cタイプである楽天やAmazonへ個人で出品者として参加することができ、逆にヤフーオークション(C to C)に企業として出品することもできる。

サイトの構築については、EC-CUBEなどのオープンソースを利用する方法や、Stores.jpやBASEといったインスタントECを利用することにより無料で立ち上げることも可能。楽天やAmazonなどサイト自身が大きな集客力を持つ「モール」への出店という方法もある。スキルがあればゼロからサイト作成することもできるが、いずれの方法でもサイト立ち上げ後の運営が重要となる。