APIとは、プログラミングの際に使用できる命令や規約、関数等の集合の事を指す。ソフトウェア開発時に利用することで元々あるプログラムを呼び出し、その機能を組み込むことができるので、全てを1から作るよりも手間を省くことができる。
似たものにプログラムをパーツ化して再利用できるようにするSOA(サービス指向アーキテクチャ)もあるが、システム内での利用にとどまらず外部ネットワークからモバイル機器を通して、システム機能を呼び出して利用する仕組みとしてAPIは適している。
現在Webサービスの提供事業者は自社サービス普及のため、自社サービスの機能の一部などを積極的に公開している。この時に利用される仕組みもAPI(WebAPI)であり、逆に既に広く普及しているサービスと自社のアプリケーションやWebサービスをAPIで連携させることで、自社サービスの価値を向上させることもできる。また、APIを公開して、機能の利用に応じて課金するビジネスモデルも一般的になっている。