セブのオプショナルツアーで一番人気なのは?

セブは常夏のリゾートで、きれいな海が目の前に広がっています。セブの海には小さな島がいくつか存在しており、その島の周辺にはサンゴがたくさんあるため、スノーケリングポイントになっています。

このように小さな島に出かけて、スノーケリングを楽しみ、そしてその島でランチを食べて帰るという「アイランドピクニック(アイランドホッピングともいう)」が非常に人気のツアーとなっており、セブに来る観光客のほとんどが参加しています。島と交流し、現地の料理を味わうことは、セブ島での旅行をより充実したものにします。

また、このアイランドピクニックは、外国人観光客のみならず、フィリピン人達にも人気のある定番のオプショナルツアーで、土日などは多くのフィリピン人たちも島に出かけて一日楽しんでいます。

アイランドピクニックで訪問する島はどのようなところ?

セブのアイランドピクニックで訪れる島というのはほぼ決まっています。

まずは、ヒルトゥガン島と呼ばれる島です。
この島の目の前の海は、マリンサンクチュアリー(海洋生物保護区)となっており、サンゴが保護されている区域となっています。そのため、スノーケリングポイントとしては一番有名な場所です。ここでは、ロウニンアジやツバメ魚の群れ、日本でも有名なニモ(カクレクマノミ)もスノーケリングで見ることができます。色とりどりの美しい魚がいてサンゴも多くあるので、非常に綺麗です。

2つ目は、ナルスアン島と呼ばれる小さな島です。
この島にもサンゴの保護区があり、多くのサンゴを見ることができます。水深が非常に浅いところにサンゴがあるので、船の上から海を覗くと、すぐそこにサンゴがあるといったところです。

3つ目の島が、カオハガン島と呼ばれる島です。
この島は、随分昔に日本人が購入した島です。その方はたまたまダイビングでこの島に訪れたようですが、美しい海と自然に魅了され、すっかり気に入ってしまったそうです。何人かの日本人も島民と結婚をし、今でも住んでいます。
カオハガン島にも白い砂地のビーチがあり、バーベキューなどをして楽しむことができます。

4つ目の島が、パンダノン島と呼ばれる島です。
この島には、広くて白い砂浜があり、南国の風景を載せたカレンダーに出てくるような景色を見ることができます。小さなコテージがいくつもあり、そこでランチを食べることができます。ビーチバレーボールを行うことができるスペースもあり、パンデミック以前は、日本人の若者たちがビーチバレーをしている姿をよく目にしました。
このパンダノン島は、他の3つの島と違って少し遠いところにあり、移動時間がかかってしまうので、この島で丸1日過ごすような観光客が多くなっています。

以上の4つの島が、アイランドピクニックで訪問する代表的な島となります。

アフターコロナでアイランドピクニックはどうなるか

現在もパンデミック中のフィリピンですが、2022年の2月に外国人観光客受け入れが再開してから、徐々に観光関係の仕事も元に戻りつつあります。アフターコロナにおいて、人々はより自然と接することを望むようになると予想されます。パンデミック以前セブでは、ダイビング、バナナボート、ジェットスキー、パラセーリングなどが盛んでした。セブはやはりマリンアクティビティが盛んなリゾート地ですので、これらのアクティビティも盛り上がっていくでしょう。

アイランドピクニックに関しても、現在は外国人観光客が少ないのでフィリピン人がメインのような感じになっていますが、パンデミック終了後のアフターコロナにおいては、外国人観光客が多くなり、アイランドピクニックも盛んになることは容易に予想ができます。

(endo)