DITAとは、Darwin Information Typing Architecture(ダーウィン・インフォメーション・タイピング・アーキテクチャー)の略称。IBM社が開発したXMLに基づいたデータ形式で、技術情報の制作や、発行・配布などを目的としている。DITAエディタは、DITA形式を編集できるソフトウェアのこと。
従来の印刷向けの文書はブック型と呼ばれており、文書全体がそろって完結するように作られていた。DITA形式では小さなセンテンスの集まりをトピックと呼び、さらにそのトピックをマップと呼ばれる目次にあたる機能で組み立てている。他の媒体での使い回しを最初から想定して、サイズの小さい個々のトピックで完結するように作られているのが特徴。DITAエディタには、Syncro Soft社の開発した<oXygen⁄>などがある。