背景 コーポレートサイトのリニューアルに伴い、初期コンテンツ移行が発生
A社は、自社ブランディングの向上とWebサイト運営業務の内製化・効率化を目的としたコーポレートサイトの見直しを計画していた。静的HTMLで作成されたWebサイトは、情報更新の頻度の高まりと共に更新作業が煩雑になり、一部を外部に委託しなければいけなかった。今回の見直しではWeb CMSを導入し、自社内で情報更新を完結させる事で、情報の更新頻度を上げ、サイトの情報発信を活性化させる事を目標に置いた。サイバーテックの提案及び実施内容 初期コンテンツの移行に伴う対象コンテンツの選定から移行方法を提案
Webサイトリニューアルに伴い、A社では各社から提案を募った。サイバーテックは、Webリニューアル全体の提案に参加、Web CMSの選定~構築、初期コンテンツの移行までをフィリピンの自社オフショア拠点で「ITアウトソーシング・BPO」を実施する提案を行った。サイバーテックの提案の特長は、自社のコーポレートサイトにも導入しているCMSである「Movable Type」の仕組みをA社向けにカスタマイズするため短期間で導入が可能な事と、日本人を窓口とした高品質・低価格なオフショアサービスによる初期コンテンツの移行を実施するという点であった。選定の決め手は、低コストと日本語によるコミュニケーション
同社とサイバーテックは今回が初取引であったが、サイバーテックからオフショア・ITアウトソーシングサービスの説明を受け、以下の点に魅力を感じた。- 初期コンテンツの移行については、国内に比べて単価が圧倒的に安く、大幅なコストダウンが可能であった事。
- 現地フィリピンの制作窓口が日本人であり、コミュニケーションが全て日本語で行える事。
- コンテンツの移行に関する提案時のアドバイスが的確であった事。
移行コンテンツの選定から移行ルールの策定、移行後の確認までを実施
「ITアウトソーシング・BPO」サービスにて実施した、初期コンテンツ移行作業の内容は下記の通り。移行したコンテンツは、Web CMSの画面上からお客様が直接確認できるため、対面の打ち合わせが不要、確認作業も効率良く実施できた。●実施内容
- ・移行計画の策定
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- 移行対象コンテンツの選定
- 移行ルールの策定
- ・コンテンツ移行作業、日本人チェック
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- HTMLのテキストとイメージ画像をコピーしてWeb CMSの管理画面で編集
- 移行ルールに従いフォルダ名とファイル名を付与
- CSSのスタイル定義に合わせてHTMLを修正
- 画像のaltタグやheaderのkeyword, descriptionの情報を移行
- プレビュー画面で日本人チェッカーが最終チェック
- ●移行したコンテンツ
- 約250ページ
- ●期間
- 約1.5ヵ月