Flash（swf）コンテンツの変換・移行（キャプチャによりmp4形式で保存）

1 概要とお客様のメリット

Flash（swf形式）で作成された数多くのコンテンツは、現在iPadやiPhoneでは再生する事が出来ません。一方でスマートフォンやタブレットを前提とした出版コンテンツやデジタル教材の提供ニーズが高まり、これらのFlashコンテンツをmp4動画形式に変換する作業が必要となっています。

これらの変換はプログラムで一括して変換することが困難で必ず人手を介した作業が必要となります。この人手を介した加工作業のコストダウンや、短期間で大量の加工が必要となるピーク時に自社で対応しきれない場合にITアウトソースが有効です。

2 使用技術・ノウハウ

ITアウトソーシング・デジタルBPOでは、Flash（swf形式）からmp4の動画形式への変換は「画面をキャプチャする」という方法で行います。このような人海戦術による作業は、大量のコンテンツをいかに早く、安価に変換・加工できるか、がポイントとなります。

※注：Flashのインタラクティブ機能までも動画で再現するための加工ではありません。このような場合は「Flash（swf）コンテンツをキャプチャしmp4に保存、HTML5テンプレートに組込み」を参照ください。

3 使用ツール

4 制作から納品までの流れ

1.ヒアリング

お客様からヒアリングを行い内容・スケジュール面で可能かどうかを検討します。

2.サンプルデータによる仕様確認と生産性確認

データの一部をご提供頂き、以下の通り仕様などの確認を行います。

• お客様との役割分担
• 指示書に記載すべき内容
• ファイル命名規則
• 納品方法
• チェック項目
• 解像度、動画及び音声の品質（フレームレート）、圧縮方式等

また、1日あたりの生産性を共有してお客様とスケジュール感を共有します。

3.体制確保と最終お見積

お客様のご要望に合った契約形態でお見積を提示します。

4.制作準備

フィリピンのITアウトソーシングセンターの日本人管理者が、変換する元データを受け取り、作業担当のフィリピン人オペレータへの指示や作業手順の作成を行います。

5.制作開始と日本人によるチェック

変換した動画が最後までキャプチャされているか、雑音や音飛びがないか等を現地日本人チェッカーがチェックします。また、お客様から提供いただいた素材自体のチェックもオプションで承ります。

6.納品及び納品後の微修正

納品物はサイバーテックのサーバもしくはお客様がご用意したサーバ環境にアップします。

5 「ITアウトソーシング・BPO」実績

教育サービス企業の教材データの変換（約数千ファイル）