2022年2月10日より観光客受入が解禁されました。

2022年2月10日から待ちに待ったフィリピンへの渡航が開始されました。
今回は、フィリピンの新型コロナウイルス感染状況や今フィリピンに入国するために必要なこと、入国後の隔離など必要な手続きについてご紹介します。

まず、ワクチン2回接種を完了した渡航者の観光およびビジネス目的での無査証入国が認められるようになりました。今までの現地での隔離がなくなり、以前より簡単にフィリピンへ渡航できるようになりました。
さらに、日本入国の際の隔離や自宅への移動についても条件が緩和され、ワクチンの接種が3回済んでいれば隔離なしでの行き来ができるようになりました

フィリピンの平均感染者数

現在、フィリピン国内の新型コロナウイルスの平均新規感染者数は、1日当たり578人で、これはピーク時の1%と言われており、今現在も減少傾向にあるようです。
店舗の営業も通常に戻りました。街ゆく人々もマスクを付けていること以外は以前と変わりありません。

入国条件(2022年3月現在)

こちらはフィリピンへの入国条件です。

◆条件

  • 査証は免除
  • 新型コロナウイルス感染症に係る「完全なワクチン接種者」(※)であること
    ※出発国出発日時から14日間以上前に、2回接種するワクチンを2回接種済みである、あるいは1回接種するワクチンを接種済みであること。
  • ワクチン接種証明書の提示
  • PCR検査の陰性証明書の提示
  • フィリピン到着日から30日以内にフィリピンから帰国・出国するための航空券を所持していること。
  • フィリピン到着の時点で旅券の残存有効期間が6か月以上あること。
  • フィリピン到着前に、信頼できる保険会社による、フィリピン国内滞在中の新型コロナウイルス感染症治療のための海外旅行保険(最低補償額3万5,000米ドル)に加入していること。
  • 上記の要件を完全に満たさない者は入国拒否ないし国外退去の対象となる。
  • 入国が認められた場合、到着後の検疫所指定の施設における検疫隔離の対象とはならない。ただし、到着日を初日として、7日目までセルフ・モニタリングを行うこと。(何らかの症状が生じた場合には地方自治体(LGU)に報告すること。)

詳細については、フィリピン入国管理局、在日フィリピン大使館等にお尋ねください。なお、フィリピンへの入国が許可されるか否かは、フィリピン入国管理局等のフィリピン政府の裁量となりますので、その点も併せてご留意ください。

日本へ帰国の条件

新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を完了された方:
2022年3月1日から、フィリピンから帰国後、自宅での自主待機が免除となりました。(規制なし)

新型コロナウイルスワクチンの2回目接種を完了された方:
7日間の自宅待機が必要ですが、3日目に自主的にPCR検査または抗原検査を受け、陰性の結果を入国者健康管理センターに届け出て確認が完了した場合は、その後の自宅待機は不要となりました。(ワクチン未接種の方は、現在フィリピン渡航はできません)

帰国時の空港からの公共交通機関の利用も出来ます。
空港でのPCR検査を終えて24時間以内に自宅まで直接、最短距離になるように帰宅するなどの条件はありますが、それでも、帰国時に公共交通機関が使えるようになったのは、かなり利用しやすくなりましたよね。

外国からの新規入国制限緩和

日本政府は2022年3月1日から、外国からの新規入国制限を緩和し、1日あたりの入国者数の上限を、現在の3,500人から5,000人に引き上げました。
2022年4月10日からは、上限を1万人まで引き上げられます。

ビジネスパーソンの渡航は今がおすすめ

現在のセブ島は、入国が緩和されたと言ってもまだまだ入国する人数が少なく、街には、以前はたくさんいた観光客の姿がありません。

そんな今だからこそ、ビジネス視察には最適な状況と言えると思いますよ。
視察に使うレンタカーも、今はツアー等の予定が空いていて確保しやすいです。(フィリピンのレンタカーはドライバー付きなので安心してください。)
以前は日中混雑していた町中の道路も空いていて予定に沿った移動ができます。生活の場として利用するコンドミニアムや、寮を目的とした施設も在住者が減っている分、今なら安く借りることもできます。

(KOIZUMI)