それぞれの国には、輝かしい功績を残した英雄が存在します。アルゼンチンではサッカー選手のディエゴ・マラドーナ、ブラジルではサッカー選手のペレなど、日本ではイチローでしょうか。今回はフィリピンの英雄、マニー・パッキャオを紹介します。

私はマニー・パッキャオの事を知らなかったのですが、世紀の試合(パッキャオvsメイウェザー)の時にセブ島にいましたので、彼の事を知ることになりました。

それは2015年5月頃の事です。普段の土曜日の午前中であれば、あまり道は混んではいないのですが、いつもよりかなり空いていました。時間的には早い時間でしたので、道が空いててもおかしくはないのですが、歩行者もいなく、心なしか店も閉まっている様な気がしました。BTCモールと言うショッピングモールを目指していた訳ですが、あまりの道の空き具合に不思議に思い、タクシー運転手に確認しました。

すると、どうやら重要な試合中継があり、現地の人は家で試合観戦をしていて外出していないそうです。「マニー・パッキャオと言う人が、アメリカ人と戦う」その様な雑な内容でしか頭に入りませんでした。私はマニー・パッキャオの事を知らなかったため、運転手は不思議がっていました。そして「君の国ではボクシングの人気はないのか?」「何のスポーツが人気なのか?」とも聞かれました。

その時ふと思いだしたのが、学校の食堂の張り紙です。私は英語勉強のために当時、セブ島に留学していました。学校と寮は一体型のタイプとなっており、食堂も校舎内にあります。食堂の張り紙には基本的には開店時間などや、注意書きなどが張られるのですが、何かの催しものの告知が張られていました。結局この張り紙が、試合の観戦の事だと運転手と話すまで気づきませんでした。

タクシーの運転手との会話 イメージ画像

BTCモール内は私以外のお客はいなく、店員はどこからか運んで来たテレビで試合を観戦していました。いつもは日用品を買いに通っていたので、普段と違う雰囲気に違和感を抱きました。邪魔はしたくはなかったのですが、いつ試合が終わるか分からなかったため、店員を呼び、レジを後にしました。

そして、そこまでフィリピン人を夢中にするパッキャオとは一体どの様な人なのか、当時通っていた学校の先生に聞いて回りました。

マニー・パッキャオは、フィリピンのプロボクサーで史上2人目の6階級制覇王者。フライ級からウェルター級までの広いウェイトで王者になったのです。私自信ボクシングは詳しくないのですが、彼の凄さは伝わります。身長168cmしかない体格で自分より大きな選手を相手に戦い王者になり、常に有名選手と試合をするそのハングリー精神は尊敬に値します。

フィリピン人を夢中にするプロボクサー

しかし、調べれば調べるほど、パッキャオはボクシング以外にも、多方面で活躍する面白い選手です。政治家にもなるところが、ブラジルのペレと似ていますし、映画にも俳優として出演します。日本ではどんなに有名な選手でも、ここまで様々な職種に手を出す選手は珍しい気がします。

また、彼の母親のドネシアもフィリピンで有名です。フィリピンのテレビ番組やCMなどに出演しています。何というかパワフルです。独特な強いアクセントと強烈なキャラクターでフィリピン人を笑わせます。私が見たとある番組では、トーク番組でマイリー・サイラスのレッキング・ボールを歌っていました。独特の声で観客が大笑い、スタジオを盛り上げていました。私はタガログ語は理解出来ませんが、笑いのツボにはまり、久々に笑いました。言葉の壁を越えて笑いが込み上げるような人です。

今回はフィリピンの英雄、マニー・パッキャオを紹介しました。現地の人とパッキャオについて話すと止まらなくなるので注意が必要です。ものすごく熱く語ります。

以上、セブITアウトソーシングセンターからでした。

(kondo)