オブジェクト指向とは、データやその集合を現実世界の「モノ(物)」になぞらえた考え方。
関連するデータの集合と、それに対する手続き(メソッド)を「オブジェクト」と呼ばれる一つのまとまりとして管理する。

すでに存在するオブジェクトは、その詳細を知る必要なく利用でき、外部からメッセージを送れば機能するため、特に大規模なソフトウェア開発において有効な考え方とされている。

それぞれの操作対象に対して固有の操作方法を設定することで、利用しやすくしようとする考え方とも言え、これを応用した「オブジェクト指向プログラミング(OOP)」というプログラミング技法もある。