1台のサーバやデータベースなどを区切り、複数のユーザーに割り当てて提供するサービスモデル。Salesforce社が早くからこの方式を採用して成功し、クラウドサービスのSaaS(Software as a Service)では現在はマルチテナントが主流となっている。
多数のユーザーが1台のサーバを使用するため効率が高く、プロバイダーは安価にサービスを提供できる。さらに、データベースなどが共有されていればアップデートも1度で済むなど、プロバイダーにとっても管理の負荷が軽減される。