お客様事例

外部運営ブログ内のWebコンテンツを自社CMS(WCMシステム)に移行

1 概要とお客様のメリット

Googleに代表されるサーチエンジンは、近年コンテンツの質と量を重視する傾向にあります。したがってSEO対策もコンテンツにフォーカスされますが、良質のコンテンツを大量かつ新規に作成するのは時間とコストがかかります。

一方、例えばLivedoor Blog のような無料ブログサービスのコンテンツは、一般的にサーチエンジンからの評価は低いため、コンテンツSEO対策といった観点では検索順位にあまり影響をあたえません。しかし、SEO対策を実施したいドメイン配下のWebサイトにブログコンテンツを移行すると、たちまち効果を発揮します。もちろん、近年注目を浴びているオウンドメディアのコンテンツとして再利用する、といった利用方法もあります。

ITアウトソーシングにより、運営会社が存在する無料ブログサービスから、自社ドメイン配下へインストールしたCMS(WCMシステム)へブログコンテンツを移行することで、SEO的に効果を発揮するコンテンツとして再生します。また、無料ブログサービスでは一般的な広告表示を避けるといった副次的効果や、PHPやCGI等のプログラムが使用可能となるため、色々と幅が広がります。

2 使用技術・ノウハウ

今回対象となったブログサービスは、CMS形式でのデータダウンロードに対応していたため、ローカル環境へダウンロードを行った後、自社ドメインサーバに設置したCMSへインポートをすることにより、データの反映を実施しました。

ブログで使用されている画像情報は、ITアウトソーシングにて別途サーバへインポート後、CMS用データベース内においてパスの一括変換を行うことにより、各ページへの反映を実現しました。

3 使用ツール

用途 ツール名 備考
データのインポート・コンテンツ調整 WordPress
Movable Type
プラグイン等の追加は無し
画像パス変換 MySQL SQL文実行によるCMSへの画像登録・パス調整
データのインポート・コンテンツ調整 WordPress/Movable Type プラグイン等の追加は無し
画像パス変換 MySQL SQL文実行によるCMSへの画像登録・パス調整

4 制作から納品までの流れ

1.ヒアリング

移行対象となるコンテンツ(移行範囲・カテゴリ情報も移行させるかどうか、など)、および移行先のCMS情報や設置場所を確認いたします。同時にご希望のスケジュールなどもヒアリングさせていただきます。移行先のページが存在しない場合、制作することも可能です。

2.数ページ分のデータ移行後の内容の確認

移行対象データの受け渡しを行い、実際に数ページ分のデータ移行を実施後、一度内容をご確認いただきます。その上で、1日あたりの生産性(データ移行)を算出し、お客様とスケジュール感を共有します。

移行対象データの入手は、ブログのアカウントをお借りすることにより、管理画面にログインして代行取得することも可能です。ブログのログイン情報が不明の場合でも、ブラウザ経由でコンテンツを取得することが可能です。

3.実際の作業の実施

数ページ分の移行が正しいことをご確認頂いた後、残りのコンテンツをすべて移行いたします。もちろん、画像の移行や、画像パスの変換等も行います。

4.日本人による内容のチェック

日本人チェックチームにより、リンク漏れやコンテンツ移行漏れなどのチェックを実施いたします。

5.納品・納品後調整

移行後のCMS内コンテンツがブログサイトと同一コンテンツである、と検索エンジンに認定されないよう、旧ブログコンテンツを消去いたします。元のブログに関しては、閉鎖はせず移転案内を掲載し、そのまま維持する形をお勧めいたします。
以上すべてを実施した上で納品とさせて頂きます。

5 「ITアウトソーシング・BPO」実績

IT企業C社:Livedoorブログに存在した約500コンテンツを、画像も含め2週間でコーポレートサイトのCMS配下に移行しました(その他、事例多数)

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