サント・ニーニョ教会は1565年、スペイン統治下時代に建てられたフィリピンで最古の教会であり、セブで最も有名な教会です。セブの人に、セブ市のシンボルは?と聞けば、誰もがサント・ニーニョを思い浮かべると思います。サント・ニーニョとは幼少時のキリストの立像で、フィリピン初のカトリック教徒となったファナ女王にマゼランが贈呈したのが、このサント・ニーニョ像です。

本格的なスペインの侵攻が始まった1565年にマゼランの十字架の直ぐ側に、教会が建立され、ファナ女王のサント・ニーニョ像が言わば、御神体として、サント・ニーニョ教会に奉納されました。

サント・ニーニョ教会

スペイン人の侵攻の際、火事が起こってもこの像だけは無傷だったことなど、大小様々な奇跡を起こしたとして、サント・ニーニョはセブの守護神として祭られており、多くのカトリック教徒や観光客が訪れます。セブにある大半の教会、あるいは多くの家庭でもサント・ニーニョ像が祭られており、この地域の人々の生活はサント・ニーニョと共にあります。(沖縄のシーサーのような感じでしょうか?)毎年1月のセブ最大のカーニバルであるシヌログはこのサント・ニーニョをお祝いするカーニバルです。

サント・ニーニョ像をもつシヌログの踊り子

みなさんご存知のようにフィリピンの首都はマニラですが、実は、フィリピンと言う国家の歴史は、この地セブから始まったのです。

(Sato)