こんにちは。

フィリピンで日常の足と言えば「ジープニー」があります。

元々は第2次大戦後、米軍が引き上げる際に置いていったジープに、屋根つきの荷台をつけて乗客を乗せられるようにしたのが始まりだとか。「ジープ」と短く呼ばれることもあります。

セブ市内のジープニー路線を網羅した、こちらのサイトによくお世話になっています↓

CEBU JEEPNEY ROUTE MAP
http://cebujeepneys.weebly.com/

日本で言う市営バスのような感覚で、安く、速く、市内のほぼどこにでも行けます。

運賃は大体8ペソ! タクシーが市内60~130ペソくらいなので、とてもお手ごろです。距離によって7ペソ~10ペソくらいになるようです。料金表の貼ってある車もありますが、ない車も多いです。

見た目はお祭りの神輿のごとくカラフル。X-MENやスーパーマン、スポンジ・ボブなど、アメコミのヒーローや子供に人気のキャラクターをよく見かけます。

乗り方は簡単。道を歩いていると運転手さんや呼子の人が、大声で行き先を告げながら乗っていけと合図します。

「アヤラ、SM」「IT」「ハイウェイ、メルカード」。

乗りたければ人差し指を突き出して、招くように軽く上下します。指は下向きに出す人が多いです。上向きに出しても止まってくれます。

●料金は運転手さんや呼子の人、運転手さんの奥さん、はたまた運転手さんの子供(!)に支払います。手が届かないときは隣の人に頼んで渡してもらいます。
「お願いします(Excuse me)」=「パリホ コ」または「パリホ カ」
「運賃、渡してくださいな」=「ビエテ パリホ」または「ルバイヤット パリホ」
※ビエテは運賃、ルバイヤットは料金全般

黙って小銭を差し出しても阿吽の呼吸で渡してくれます。

●運転手さんに直接払うときは、
「ビエテ オー」や「ルバイヤット」と声をかけます。

ここからがちょっと大変。まず窓の位置が低いことが多く、背の高い人は身をかがめないと外が見えません。見えても、見慣れない風景だとどこで降りていいか分かりません。初めての路線では、運転手さんか呼子さんに「○○に行きたい」と伝えておきます。

●お釣りがほしいときは
「10ペソのお釣りください」=「パリホ コ ソクリ ジス」

●乗った場所と行き先を告げるには
「AからBまで」=「B ナ A ギガン」

●大きいお金しかないとき
「20ペソ 1人」=「オサナ ナ バインテ」
「50ペソ 1人」=「オサナ ナ シンクウェンタ」
「100ペソ」=「ワン ハンドレッド(これは英語!)」

●目的地に着いたら、
「降ります」=「ルガエラン」「ルガエラン ニャ」
または指輪や小銭で金属製の手すりを叩いたり、天井を叩いて知らせます。

無事到着!

セブに来た当初は、便利だけれど乗ったら降りられないジープニーをなかなか利用できなかったものでした。マニラなどのタクシーと違ってぼられる事は殆どありません。でも、車内は乗車率150%程度にまでは混み合いますので、すりにはどうぞご用心。500ペソ以上のお札と高価な携帯は、カバンの中に入れておきましょう。

セブ、ジープニーの乗り方でした。

全部耳学問です。これで通じますが、間違っていたらごめんなさい!

(R@充電中)